DMMのiOS独自ストア、R-18ゲームも配信
9月1日、iPhone向け「GAMES STORE」には、ゲームアプリ9タイトルと「動画プレイヤー」が公開されていた。DMM.com傘下でDMM GAMESを運営するEXNOAは、前日の8月31日にこのiOS版を始めた。App Storeを介さず、R-18(成人向け)ゲームも配信するストアだ。
仕組みの名前は、代替アプリマーケットプレイス。従来のiOSでは原則としてApp Store経由でしかアプリを配信できなかったが、スマホ新法(スマホソフトウェア競争促進法)が2025年12月に全面施行され、日本でもApp Store以外の配信経路が開かれた。手数料の高さや独占構造を巡っては、Epic Gamesが「フォートナイト」の配信をめぐりAppleを提訴し、EUもDMA(デジタル市場法)で巨大プラットフォームの規制に動いていた。
利用には設定の変更が必要だ。EXNOAはiOSを最新版に更新するよう案内している。掲載された「動画プレイヤー」の動作環境はiOS26.2以降で、VR動画への対応、新作のダウンロード、お気に入り作品に印を付ける機能を備える。
動画プレイヤーは、成人向けサイト「FANZA」を運営するデジタルコマースが2025年4月までApp Storeで配信していた「DMM動画プレイヤーアプリ」の後継とみられる。また、EXNOAが開発したゲーム「ティンクルスターナイツ」は2025年8月、Appleから一部の利用者に不快感を与えるコンテンツがあると指摘され、過去に審査を通過した画像などの修正も求められていた。
では、具体的に何が変わるのか。DMM GAMESの利用者は、Androidですでに提供されていたR-18版タイトルと同じような環境を、iPhoneでも利用できるようになった。App Storeで配信できなくなったアプリにも、新たな配信先が生まれたとみられる。ただし、開始時点で確認されたのはゲーム9タイトルと動画プレイヤーで、設定変更も要る。利便性が広がる一方、安全性を不安視する声があることも、利用者が知っておくべき条件になる。
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